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[コメント] 笑の大学(2004/日)

予告にやられた、正直予告を超えられなかった。日が経つにつれ少し淡白、僕の予想を超える展開が無かったのが残念、しかし久々に映画、いや映画館の素晴らしさを体感した。
ギスジ

茅ヶ崎まゆ子さんも前で書いていたが、まさしく体感映画だった。役所広司が原稿を見て怒り出す、すると周りの客が一斉にギャハハッと笑い出す。当然僕も笑う、こんなに笑ったのも久々だ。稲垣吾郎が原稿を描き直す、そして役所広司がぶち切れる、映画館内は大爆笑だった。

まるでこの映画そのものじゃないか、なんて素晴らしい空間だろうか、館内のお客と映画の内容がリンクしている感覚!最後のシーンでは、周りですすり泣く声が聞こえる。最高の場面だ、しかし僕は泣けない、泣ける映画じゃなかった、むしろアクビが出てしまった、なんてこった!ここまで来たら泣きたかった。周りのみんなと泣きたかった。

最近ホームシアターとやらにハマり、映画館に行くのも少なくなった今日この頃。このような映画に出会えてとても良かった。映画館の良さを再確認した。周りにお客がいる、大勢の人がこの映画を求めて足を運ぶ。そして感動し、笑う。家で観るのとはやはり全然違う、そうだ、映画は映画館でないとダメなんだ。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)煽尼采[*] Ryu-Zen[*] ペペロンチーノ[*]

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