もちろん、比較すること自体には意味はないです。ないです。

それは、原作の違いにもなるのだけど。 アーヴィングは、ガープという人物を描くことができていて。ガープが巻き込まれる運命も、ガープというきちんとした人物を通して成立している。

かたや、ガンプは、描いているようで、所詮それはプロットのためにあてはめられた中身の無い姿となってしまったから。人は所詮、中身が無いとも言えるが。ってあ。自分で反論。あるいは、それが例え、ファンタジーとはいえ、リアルな人物として成功しているかどうかなのか。その人物に感情移入できるかどうかなのか。いや、人として認めるかとかいうことなのか。いや、どれだけの人物を描いているか。が、どれだけの映画を作れているかということなの？ああああああああん。

と。書こうとするうちに、さらに自分の混乱度が増すのだけど。そして、どうでもいいことなんですけど。この「ガープ」と「ガンプ」の違いが、自分にとっての、感じる映画とそうでない映画の違いなんだろうなあ。でも、ガンプも普通に面白い映画です。

と、一人で池に向って石を蹴る。