[コメント] ナバロンの要塞(1961/米)
子供の頃何度テレビで観た事か。それでも今見ても面白い。それが名作というものか。
グレゴリー・ペックとアンソニー・クインの関係や、デビット・ニーヴンの関わり方など、それぞれのキャラが見事に立っている。そもそもキャストの配置が秀逸。このキャスティングを持ってきた時点でこの映画は半分成功したようなものだったのかもしれない。
それにこれだけのメンバーであるからこそただ何となく、ともすれば展開上死んで貰うことでストーリーを盛り上がらせる為だけにメンバーを用意する作品等とは違いきちんとそれぞれにドラマがあるので、敵と直接対決する所以外でも話に退屈することなく観る事が出来た。
演出に関しては今見ると非常に野暮ったいところもあるのだが、それでも全体の緊張感を途切れさせること無く持続させているのは立派である。
勢いで見せてしまうアクションが主流の今だからこそ再評価してみたい作品でした。
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