[コメント] 未知との遭遇(1977/米)
孤独と不信と狂気という自己を持って夢を唱えるスピルバーグ。素晴らしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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スピルバーグはお子様向けと言われるが、とんでも無いと思う。この作品を見れば解る通り、彼は夢を信じるものを醒めた目で描いている。一家を崩壊させてまで求めてしまう目覚め。そんなものの価値を求める人間は狂ってるに等しい。だからこそああ描いた。最後に頼るのは己の信じた眼。これはスピルバーグの人間宣言といえる作品。人間というしがらみから人に戻り、また、新たな繋がりを目指す。
こんな映画を撮れてしまったら、そりゃその後なにを撮ればいいかわからなくなるかも・・・・・・・・スピルバーグの監督暦がごっちゃ煮みたいにポリシーの無い並びになってる事が、少し解ったような気がする・・・・
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