[コメント] マグニフィセント・セブン(2016/米)
戦線の構築がむつかしい開けた地形が災いしているのか、被写体の位置や攻め手が進行する方向が明瞭さを欠いている。見た目優先でレンズが選択されるから、被写体間の距離もつかめない。
事件よりも人物を追う方策が話を業界人の懇親会にしてしまい、どうしてもボーイズ・ラヴの気配が濃厚になってしまう。外敵は脅威ではなく、 むしろヘイリー・ベネットがこのヒゲ面のオッサンらの楽園をクラッシュさせないかという間違った緊張がもたらされる。しかも困ったことに、この認識は正しいのである。
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