[コメント] ビール・ストリートの恋人たち(2018/米)
アメリカにおける白人以外(特にアフリカ系)に対する差別はウンザリするほど映画にされてきたが、その差別に対抗しながらも希望を持って受け止めるしかない事実をつきつけた。差別される側の強さを見せつけられる。
ティッシュやシャロンの服、刑務所の壁など、希望や華やかさをイメージさせながらも緊張感やイライラを表す黄色を軸に、カメラは鮮やかにストーリーを引っ張る。
「なぜ」とか「あれはどうなったか」などの説明はなく、ただ若い二人が苦しみながらも希望を捨てない姿だけを捉える。この現実にしがみつくしかない。ただ、それをゆっくりと丁寧に描きすぎて、中だるみしてしまった。
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