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アデル・エネルの映画ファンのコメント

燃ゆる女の肖像(2019/仏) 午後8時の訪問者(2016/ベルギー=仏) 黒いスーツを着た男(2012/仏) スザンヌ(2013/仏) ブルーム・オブ・イエスタディ(2016/独=オーストリア) 水の中のつぼみ(2007/仏) BPM ビート・パー・ミニット(2017/仏)が好きな人ファンを表示する

ぽんしゅうのコメント************

★4燃ゆる女の肖像(2019/仏)静謐にみえて熱っぽく、寡黙なようで多弁な演出。見られることを拒む女(アデル・エネル)を、義務として見ようとしていた女性画家(ノエミー・メルラン)が「見つめ合う」ことで互いに魅入られていくさまがサスペンスフル。秘匿と覚醒と解放の恋愛映画。 [review][投票(3)]
★3午後8時の訪問者(2016/ベルギー=仏)ひたすら真摯な女医さんの「悔悟」をめぐる市井の冒険は、いつしか人の心の隙間に入り込む。見えてきたのは罪の意識などない虚勢、欲望、嫉妬が生み出す他者への思いやりの欠如。ドアを閉ざすことの呵責に欧州が抱える難民問題を重ねるのはうがち過ぎだろうか。[投票(1)]
★4BPM ビート・パー・ミニット(2017/仏)余命宣告を受けたも同然の若者たちの失意の裏返しとしての決起と抵抗の高揚が、沸点へ向かって一本調子で突き進むユーロビートの不穏さとシンクロする。死に急がないために個人が民主的秩序のもとに連帯し、硬直した社会秩序を生き急ぐように激しく攻撃する正当性。 [review][投票(2)]