★4 | 僕のスウィング(2002/仏=日) | チャボロ・シュミッド好きだからなー。その人本人が、ちょっとづつ口にする演奏へのコツは有難すぎてついDVDをポーズにしてギターと取り出してしまうじゃないか(笑)。日本もちょっと前には東京でも子供は草むらで転げ回ってイノコズチとか身体中にくっつけていたもんだけど、あれはスウィングだったのか・・・・・。 | [投票(1)] |
★5 | ラッチョ・ドローム(1993/仏) | 1999年にパリで現地のミュージシャンから、フラメンコはインドから来たんだ、と教えられたその話しそのもの。もしかしたら、奴ら、この映画を観て受け売りしてたのかも。しかし、彼らの旋律、和声、リズム、踊りの振り、衣装、アクセサリーに、1000年を越えて変わらない「芯」みたいなものがあることが、激しく胸を打つ。 | [投票] |
★3 | ベンゴ(2000/仏=スペイン) | これを映画というかどうかは、私は問わない。『ラッチョ・ドローム』みないなセミドキュメントと思って観ればいいんじゃないかな。音楽と聴いて観られただけで満足。この人、ほどんどアドリブのように映像を撮って繋んだけど、調性感が薄くて(アウトって意味じゃなく)構成力も緩いのね。だから物語が音楽と現場に引きずられてしまうのね。 | [投票(1)] |
★5 | ガッジョ・ディーロ(1997/仏=ルーマニア) | トニー・ガトリフの作品の仲では、もっとも映画的だし、もっとも好きな作品。雪で凍ったり、ぬかるんだりする地面が見せる表情がいい。その土地とジプシーたちが交感してることが伝わってくる。そして彼の白い息のように身体から立ち上る音楽!唾を吐くように警戒しながらも狂おしい愛。しかし道ばたにあるのお地蔵さんかと思っちゃったぜ(笑) | [投票] |