ヴィットリオ・タヴィアーニの映画ファンのコメント
エピキュリアンのコメント |
カオス・シチリア物語(1984/伊) | もっとも好きな映画の一つなのに、書くのを忘れてた。カラスが運んでゆく物語たち。すべてのエピソードが、懐かしく、かつ新鮮。理性とか合理主義ではとらえられない「生」が、人間の奥に、でも日々の中にある、って感じ。カメラ、音、役者、構図すべてが素晴らしい。旅行みたいな感じで、もう5回は観た。 | [投票] | |
父 パードレ・パドローネ(1977/伊) | 風景(たとえばシチリアのあの景観)や出来事(たとえば山羊の乳を搾っていると起こること)や物自体(たとえば真空管)へのフェチズム。物語よりは、そのひとつひとつへの嫌悪や快感の流れ。言語学へ単語から始まったのは、そのためかも。だから、父(パードレ)・・・主人(パドローネ)なんだよね。 | [投票] |