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「淡々とこなす男・平山秀幸の仕事」(ぽんしゅう)の映画ファンのコメント

学校の怪談2 GAKKOU NO KWAIDAN(1996/日) OUT(2002/日) やじきた道中 てれすこ(2007/日) 必死剣 鳥刺し(2010/日) マリアの胃袋(1990/日) レディ・ジョーカー(2004/日) ターン(2001/日) ザ・中学教師(1992/日) 愛を乞うひと(1998/日) しゃべれども しゃべれども(2007/日) 笑う蛙(2002/日) 魔界転生(2003/日) 学校の怪談4(1999/日) 学校の怪談 GAKKOU NO KWAIDAN(1995/日)が好きな人ファンを表示する

エピキュリアンのコメント************

★5OUT(2002/日)脚色とは、こういうものだ、と思わず叫びたくなるような素晴らしい脚本!なぜか日本の映画って、原作に妙に忠実にしようとして失敗するけど、これは、原作に対して映画はAnother possibilityって感じで、原作読んでいても楽しめる娯楽作品になってる。しかし、演出をコミカルに振ってあるのは、なぜ?主婦のダークサイドをもうちょっと感じたかったかも。[投票(1)]
★3ターン(2001/日)時間がループになっちゃうのは、SFとしては常套的な状況だけど、でもやっぱり人がそういう状況になったら、なにを驚き、何を感じ、何を考えるのか、をしっかり描いてほしかったな。電話は、それを明らかにするための演出的な手段だもんね。職人平山監督が頑張ってるにもかかわらず、脚本が悪いんでしょうね。とくに、台詞が役者さんたちが可哀想なぐらいひどい。[投票(1)]
★3ザ・中学教師(1992/日)平山監督は、物語の感情の流れとツボをよく理解していて、それを最小限で的確に効果的に映像で「語る」ことができる日本で数少ない才能だと思います。ただ、彼は自分が語っている物語に対して、自分自身を遮断しているように感じる。この『ザ・中学教師』も教師の人間としての不完全さを描きながら、それはただ映像による報告のようにニュートラルなのね。[投票]
★5愛を乞うひと(1998/日)40年近い時間の経過を、見る物に体験させてくれたことが、この映画のなによりの凄さだった気がする。昭和30年の東京の何気ない特撮も、原田美枝子の素晴らしい二役も、ほとんど説明的でないよく練られた台詞も、この時間の経過を「体験」させるために整えられたのでは?そして不変の「愛」とその不在。[投票(1)]
★3笑う蛙(2002/日)一種の密室劇なので、どうしても『しとやかな獣』を思い出してしまうのでした。なので「覗き」の話なのにカメラはこんなにノーマルでよかったのかどうか。編集のリズムはこんなにゆったりでよかったのか。そのスタイルと、役者たちの適度にコミカルな演技(これは素晴らしいと思いました)とは、なんか違和感があって・・。そうとう好意的な気持ちで観ないと面白がれない気がしました。[投票]