★4 | ドクトル・ジバゴ(1965/米=伊) | やはりジュリー・クリスティー。今残っているのはジュリーの表情だけ。大作だったけど、歴史の勉強にもなったしね。最近はこんな長時間の映画めっきり少なくなったね。時代かな。 | [投票] |
★4 | ひまわり(1970/伊) | 戦争。裂かれる愛情。時間の経過。人間は何かのせいにしたがる。でも本当は決してそうではないことを妻は知る。ひまわりの黄色。一面。画面いっぱい。色が彼女に人生を教える。鮮烈な映画だ。 | [投票] |
★4 | 昼下りの情事(1957/米) | スターを見るためのお膳立て映画です。でも、見る方にも余裕があるから、それはそれでうっとりとロマンチックな映画に仕上がった。よき時代の本当のよき映画です。 | [投票] |
★4 | おはん(1984/日) | 日本の美学。美しい家のたたずまい。調度品の優美。問題はだけど吉永だなあ。いつも思うけれど、演技が出すぎ。もっと抑えられないものか。石坂、大原、ミヤコ蝶々粋だね。おはんって、でもいやな女だね。こんな女の存在は許せないなあ。 | [投票(1)] |
★4 | 黒い十人の女(1961/日) | 当時話題にならなかった映画がなぜ現代でスポットライトを浴びる。コメディーなんだよね。洗練されたハイセンスが当時としては浮いていたんでしょう。漫画チックなところがクールで、現代的だ。それと、何を言っても白黒の映像の実験的なこと。 | [投票] |
★5 | ぼんち(1960/日) | 市川昆って、こんな斬新なスゴイ作品撮ってたんだ。カメラワーク、色彩が大胆でしかも運びが先へ先へとスピーデー。
雷蔵もうまいわ。わたしはこの人、大根だと思っていたのでまたびっくり。飄々とした、嫌味のないまるで子供のようなさわやかさ。
女優陣も豪華絢爛。これで映画が面白いわけがない。息を呑みましたね。
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