J・ラッセル・スペンサーの映画ファンのコメント
悪魔の往く町(1947/米) 春の珍事(1949/米) 呪われた城(1949/米) ボストン物語(1947/米) チャップリンの 独裁者(1940/米) あのアーミン毛皮の貴婦人(1948/米) 歩道の終わる所(1950/米) 小間使(1946/米) アイ・シャル・リターン(1950/米)が好きな人 | ファンを表示する |
ゑぎのコメント |
悪魔の往く町(1947/米) | 脚本にジュールズ・ファースマン、撮影者にリー・ガームスがクレジットされる、というだけで、いやが上にも期待が募るが、やっぱり演出の鈍重さの所為だろう、傑作になりそこなった感がある。 [review] | [投票] | |
呪われた城(1949/米) | 監督処女作とは思えない堂々たる演出ぶりだ。そして、1947年(翌年)の『幽霊と未亡人』や、1949年の『他人の家』同様に、本作も屋敷が主人公と云いたくなるような豪邸が舞台であり、今は亡き人の肖像画と、その呪縛の映画でもある。(本作の製作年は1946年) [review] | [投票] | |
チャップリンの 独裁者(1940/米) | チャップリンは凄い人だとは思う。最後の演説には私とて感動する。しかしこれが映画的かと云われると首を傾げてしまう。独裁者を揶揄する方法としてマルクス兄弟やルビッチのやり方を見てしまったからかも知れないが。 | [投票(2)] | |
あのアーミン毛皮の貴婦人(1948/米) | 夢のようなテクニカラー。まるでディズニー・アニメのような色遣い。それは、もはや比喩の域を超えた、全く現実離れしたノッペリ感なのだが、しかし現実と照らし合わせて、いかに違和感を覚えても、だからこそ、これぞ真に映画的な現実だ。 [review] | [投票] | |
小間使(1946/米) | ラストがいいなあ。特にジェニファー・ジョーンズがボワイエの後を追って、邸宅を飛び出し走っていくロングカットがいい!この後続く列車のシーンの展開も素晴らしい。都合良過ぎる展開を誰も非難する気にならないだろう。何という自由。階級や因習からの開放。ルビッチの最後の最後も映画の幸福を謳って真に感動的だ。 [review] | [投票(2)] |