リチャード・コンテの映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
疑惑の渦巻(1949/米) | ちょっと強引過ぎるプロット展開。唐突で分りづらい部分もある。だが、若きホセ・ファーラーが恐るべき才能を見せつけ最後まで引っ張る。これはかなり強烈な悪役だ。映画史に残る悪役と云っても過言ではないだろう。 [review] | [投票] | |
ブルー・ガーディニア(1953/米) | フリッツ・ラングにしては、幾分軽妙な犯罪映画だ。それは、ヒロインのアン・バクスターが、アン・サザーンとジェフ・ドネルとルームシェアをしており、彼女達3人の賑やかさと華やかさが影響しているし、或いは、普段は悪役側も多いリチャード・コンテが、純然たる二枚目である、ということも大きい。 [review] | [投票] | |
他人の家(1949/米) | 本作も最強のジョゼフ・L・マンキーウィッツだ。そしてこれも、肖像画とその肖像の対象である、今は亡き人の「呪い」を描いた映画だ。そういう意味で、本作の最も象徴的な、力の入った演出は、主人公リチャード・コンテが回想に入る部分だろう。 [review] | [投票] | |
ビッグ・コンボ(1954/米) | 冒頭からジョン・アルトンの光の扱いには目が釘付けになる。リー・ヴァン・クリーフとアール・ホリマンのコンビと、ヒロイン=ジーン・ウォーレスがオープニングから登場、というのが嬉しい。これら人物の動かし方もカッコいいのだ。そういう意味で、絶好調のジョセフ・H・ルイスだと云えるだろう。 [review] | [投票(1)] | |
都会の叫び(1948/米) | これは傑作だ。犯罪映画としての充実はかなり高いレベルにある。まず、主人公は警察側のヴィクター・マチュアのようにも受け取れるが、映画を支えるのは、あくまでも犯罪者・リチャード・コンテであり、彼は唾棄すべき悪党であると同時にすこぶる魅力的な悪役なのだ。 [review] | [投票(2)] | |
深夜復讐便(1949/米) | これは犯罪映画であるのと殆ど同じぐらいのレベルで、林檎を市場に運ぶ輸送の映画だし、或いは、リチャード・コンテとヴァレンティナ・コルテーゼとの恋愛映画だ。そのいずれにおいても見応えがある。 [review] | [投票] |