ミシェル・シモンの映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
牝犬(1931/仏) | ドキリとするぐらい見事にテンションの高い演出がある反面、困ってしまうようなサイレント臭いシーンもあり辛い。サイレントなら許してしまえる、いや、美点と云っていい古くささもトーキーでは幼さに見えてしまう。プロローグとエピローグのこういう開放された精神こそジャン・ルノワールの素晴らしさだ。 | [投票] | |
のらくら兵(1928/仏) | 前半のコメディと後半のドラマとの相違に驚いてしまった。チャップリンの影響をうかがわせる部分もあるが、しかしこの自由なカメラの視点は紛うことなくルノワールのものだ。なるほど、これこそヌーベルバーグの演出のルーツなのである。 | [投票] | |
毒薬(1952/仏) | 冒頭、サッシャ・ギトリがミシェル・シモンに対して感謝の手紙(賛辞)のようなものを贈る場面があり、以降、主要な出演者やスタフを1人1人紹介するという『とらんぷ譚』と同じような趣向の始まりだ。 [review] | [投票(1)] | |
霧の波止場(1938/仏) | プロット構成としては少々イビツというか、過不足があると思うのだが、しかし、映画性溢れる作品だ。 [review] | [投票] |