| ★4 | 新感染 ファイナル・エクスプレス(2016/韓国) | 感染者たちが元気いっぱいでいい。オンorオフが明確な襲いっぷり(口ばくばく)は任天堂「スーパーマリオブラザーズ3」のワンワンを彷彿させる。「列車」はさすがに映画的舞台で嬉しいが、空間の活用度は満点に遠い。たとえばハドソン「チャレンジャー」一面のように屋上でもアクションを繰り広げたい。 [review] | [投票(6)] |
| ★3 | グッド・バッド・ウィアード(2008/韓国) | 堂々たるインチキ西部劇。『スキヤキ・ウエスタン』より出来は上だ。しかしこの繋がりの悪さ・シーンの不足ぶりはレオーネどころの話ではない。私たちが目にするのは一二九分版だが、このシーン連携の惨状を見る限り、監督は本来これを一八〇分に迫る上映時間の映画として構想していたのではないかとも思われる。 [review] | [投票(4)] |
| ★3 | 殺されたミンジュ(2014/韓国) | あからさまな寓意が寓意を超えて輝く瞬間を持たない。キム・ギドクの拷問大好きアッピールは承るが、諸拷問は取り立ててファンタスティックでもなければ痛覚を窮めるでもなく、ギドクの傑作ならば描いただろう「拷問の果てに広がる未踏の風景」への期待も裏切られる。これは拷問博覧会と呼ぶに価しない。 | [投票(1)] |
| ★3 | 痛み(2011/韓国) | たとえばコインロッカーから超大量の荷物が出てくるくだりなどは面白いのだから、このような喜劇的細部をより充実させたい。定型を逸脱しない物語を語る戦略が欠けている。最終幕の場は開き直ったように劇的で不味くない。このクォン・サンウ的キャラクタに「兄貴分」を宛がうのは韓国映画らしい風土か。 | [投票] |