中村晃子の映画ファンのコメント
寒山拾得のコメント |
鬼龍院花子の生涯(1981/日) | 梶芽衣子が増村監督、若山主演で東映に持ち込んで日下部五朗に盗まれた企画。あれこれ不足感漂うが仙道敦子が可愛いから全部許される。 [review] | [投票] | |
大根と人参(1965/日) | 本作の桑野みゆきは抜群に美しく、まるで母親の桑野通子がこの「小津安二郎記念映画」参加のために降りてきたかのようだ。三上真一郎をしみじみ追悼。 [review] | [投票] | |
進め!ジャガーズ 敵前上陸(1968/日) | 小林信彦ならまあこんなもんだろう。この人のパロディはただの模写でそれ以上のものがないと思う。三遊亭円楽はののちゃん議員にやけに似ている。 | [投票] | |
七人の刑事 女を探がせ(1963/日) | 推理劇は低調だがいつもながらロケ中心の風俗描写が面白い。本作も荒川映画、葛西橋から四ッ木橋が捜査範囲、荒川は湿地で沼のようだ。浦安の河川に連なる川舟の上を逃走する件もスリリング。 [review] | [投票] | |
ハナ肇の一発大冒険(1968/日) | 波乱万丈のドタバタを駆動させるのはこれ全てハナ肇の小心な下心 [review] | [投票] | |
探偵物語(1983/日) | 本作の史上最高に太くて化粧乗りもいいとは思えず加東大介に見える瞬間まである薬師丸は、凸ちゃんの『放浪記』みたいな醜女役だったのではないか。そう考えるといろいろ腑に落ちる演出なのだった。 [review] | [投票(1)] | |
あねといもうと(1965/日) | 佐多稲子のような左翼作家にとって困難な時代だったのだろうか。貧困とは家族で解決すべきこととなり、社会で解決しようという視点は消滅している。中村晃子が厭な役で気の毒。 [review] | [投票] |