★5 | 仕事と恋愛がカラむ女と男の一面を凝縮、悲喜劇として展開させ、さらに、キャラクターをバランスよく出し入れした脚本(新藤兼人)によって、映画のボルテージは最初から最後までなかなか高い。 [review] (檸檬) | [投票(2)] |
★4 | 出演者がなかなかに豪華。田宮二郎の語尾の「だ。」が妙に気になった。それにつけても内藤武敏の人の好さよ。 (熱田海之) | [投票] |
★5 | 「関西弁ではロマンスが書けない」という山崎豊子原作の愛憎劇を吉村公三郎がフルカラー映画化。色盲というハンデを逆手にとり逆光の黒や赤色光の赤を強調した吉村のモノカラー的映像表現はここでも息を呑む美しさ。ジュリエッタ・マシーナ(もしくはアレン)風に登場しネイティブ京都弁でまくし立てるミスターニッポン田宮二郎の魅力も全開。 (町田) | [投票(2)] |
★4 | 女の戦い炸裂で面白い!京マチ子は真面目に演ってるのに、妙に笑える。若尾文子は悪役と言うにも、良い人と言うにも中途半端で物足りない。中村玉緒は痺れる。田宮二郎はやっぱり悪役が似合うなぁ。ラストシーンはスクリーンならではの画面構成。テレビの画面じゃこの醍醐味は味わえない。['04.6.24高槻松竹セントラル] (直人) | [投票(3)] |