★5 | 素敵過ぎる!同じく山崎豊子原作の『ぼんち』に並ぶ素敵さ。途中、目を覆いたくなる程のえげつないシーンもあったが、最初から最後まで全く飽きさせない。海千山千の登場人物を芸達者達がゲラ入るくらい、功演。若尾文子ファンは絶対に観るべき傑作!['04.6.24高槻松竹セントラル] (直人) | [投票(3)] |
★4 | 山崎豊子原作ものとしては、その出演者のコラボレーションや撮影、美術が秀でた点で山本薩夫『白い巨塔』や市川崑『ぼんち』と同格に並べてもいい。加えて、原作と同期した風景1つとっても現在から再現したのでは到底かなわない風情。 (けにろん) | [投票(7)] |
★4 | 映画が始まってすぐに船場の大店の瓦屋根を真俯瞰でとらえたショットがあり、「あゝ宮川だ」という感慨にひたる。
[review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 登場人物各々が腹に一物抱えたえげつない人ばかりで、強烈なエゴが次々と発露される。それでも爽快に観ることができたのは、中村鴈治郎や浪花千栄子といった、えげつなさと愛嬌を両立できる力量を持った役者陣のおかげだ。宮川撮影も冴える傑作。 (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | なんとなく想像はつくのだが、ボルテージの上げ方や駆け引きの見せ方がうまいからどんどん引き込まれ、ラストの「遠山の金さん」を見ているような鮮やかさには拍手したくなる。この内容でこの時間は短すぎる。もっと伸ばせるはずだ。 (TOMIMORI) | [投票(1)] |