★3 | 本作は台湾のシャオシェンにタッチが似ていると思った。青春のやるせなさ、踏みとどまることの勇気さえなく流される日常。変わろうとしたときに無常にも体制の規律が邪魔し、、とどこの国でも同じ若者の吐息が聞こえる。 (セント) | [投票] |
★3 | 発展を続ける大同の街と、それとは逆に閉塞状況から抜けだせない少年たち。前作『プラットホーム』よりは前々作『一瞬の夢』に似た味。[ユーロスペース1] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | それなりに流されたようで、とどまろうと必死な姿は好印象である。 [review] (カノリ) | [投票(1)] |
★4 | 切り返しを頑なに拒み続けるキャメラが遂に一線を越えた時、豊饒な映画的情景が現出す。そして続く衝撃のラスト2カット。正直だれ場もあるが支持する。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | あまりにも無気力な青春映画。青春と呼ぶにはリアル過ぎる青春。大人達の描く未来は若者達の描く未来とは必ずしも一致しない。そもそも一致した事などあったのだろうか?そういう点では、同年の黒沢清監督『アカルイミライ』と似た所があるかもしれない。 [review] (HW) | [投票(1)] |
★3 | 「やりたいことをすればいい」。若者にとって何と魅惑的な言葉だろう。しかし、閉塞に覆い尽くされた日常の中で、この甘い囁きを聞くとき若者の心は焦燥感で埋め尽くされる。焦燥は重圧を生み「やりたいこと」は見えず、目の前の「やれること」へと短絡する。 (ぽんしゅう) | [投票] |