中村芳子の映画ファンのコメント
鏡山競艶録(1938/日) のれん一代 女侠(1966/日) 浪花の恋の物語(1959/日) 経営学入門 ネオン太平記(1968/日) 明治侠客伝 三代目襲名(1965/日) 残菊物語(1963/日) 大奥(秘)物語(1967/日) 舞妓と暗殺者(1963/日) 古都(1963/日) 乞食大将(1952/日) 雪夫人繪圖(1969/日)が好きな人 | ファンを表示する |
昭和おんな博徒(1972/日) |
描法が原理主義的に頂点を極めた『花札勝負』から写実に崩れ寄り腐る前の唯一の賞味ポイントで高潔な美学とキッチュな写実が融合した。枷が外れた加藤泰の全てをブチ込んだ何でもあり世界だが旧来の任侠映画システムが未だ抑制を効かせ破綻から免れる。 (けにろん) | [投票(1)] | |
プロローグ、フラッシュバック、そしてプロローグの時制に戻り佳境へ、というお定まりの構成だが、しかし、ファーストシーンから、或いはタイトルの入り方から「これぞ映画」という雰囲気がぷんぷん。もう唸ってしまう。江波杏子が彫った刺青を機能させない部分だとか物語的に弱い部分はあるけれど、全編「映画」に満ちている。 (ゑぎ) | [投票(2)] | |
冒頭2分、「映画」が詰まっている! [review] (sawa:38) | [投票(2)] | |
主役の性格付けが曖昧とはどういうことだ。天知茂演ずる渡世人も機能していないし。松方、遠藤辰雄、汐路章が出す空気感が心地良い前半が良かっただけに残念でならない。華がない分、『修羅雪姫』より酷い。 (町田) | [投票] |