★3 | 抑えたと言えば聞こえは良いが、ゆるさが先にたつ本作はそれなりに心地よい。芝居をしているんだかしていないんだか良く判らない浅野忠信の雰囲気にかなり助けられた感のある演出もまたそれなりに心地よいのだ。不思議な作品であろう。 (sawa:38) | [投票(2)] |
★2 | 今風なテーマを持ってきながらも、演出や脚本は紋切り型で古くさい。特に池脇千鶴の役柄の置き方や転がし方は、観ている側が赤面してしまうぐらいわざとらしい。 (グラント・リー・バッファロー) | [投票] |
★3 | 少年犯罪をテーマにしても現実の事件の方が先行していて、後を追ってる印象を受けてしまう。エリカは雰囲気だけで、イラつくくらい演技をしない。小池徹平に殺人犯役は、もちろん荷が重い。監督もそれは分かっていて、極力、演技やセリフを排している。正解。浅野忠信、池脇千鶴は良いし、母親役に宮下順子、烏丸せつこを配する渋さは好き。['06.5.24DVD] (直人) | [投票(3)] |
★3 | ユルい演出とユルいピアノが逆に「少年法」という重いテーマをよりいっそう重く感じさせることに効果を上げている。もう少し映画的な決着が欲しい。 [review] (TOMIMORI) | [投票(4)] |