★5 | 観客の好悪がハッキリ分かれるであろうほどの、濃密に過ぎるキャラクターを有した人々。メリーさんを語るという行為を通じて、描き出されるのは彼らの時代、彼らの生き様。 [review] (Myurakz) | [投票(7)] |
★5 | 本作を鑑賞中、家族や友人、そして今まで歓びを共有したが、もう二度と会うことのない人々の顔が浮かんで来た。メリーさんを通して出会いや思いやりの大切さが身に染みた。そして、卓越した構成力をもって、メリーさんを教えてくれた中村高寛監督に心から「ありがとう」を言いたい。 (牛乳瓶) | [投票(3)] |
★5 | すごく見慣れた街なのに、映画の中には私の知ってるヨコハマはなかった。この「ヨコハマの歴史」を観て、たかだか25年、私はまだまだこの街の新参者なんだと思った。 [review] (あちこ) | [投票(3)] |
★4 | 横浜におけるメリーさんという存在。これを「都市伝説」と言う向きもあるかもしれない。だが、彼女の徹底した美意識・凡人には到底耐え切れない孤独・そして知られざる周囲の人々の僅かながらも暖かい支援と眼差しを目の当たりにする鑑賞後は、その一言で括ってしまうにはあまりにも現実的でありしっかりと根幹のあるものだった。 [review] (クワドラAS) | [投票(4)] |