★4 | 異物が他者と混在していた、歴史上のある季節。その異物がある日突然消えてしまったその時、人は今までが幸福な時代だったことを知るのかもしれない。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 横浜におけるメリーさんという存在。これを「都市伝説」と言う向きもあるかもしれない。だが、彼女の徹底した美意識・凡人には到底耐え切れない孤独・そして知られざる周囲の人々の僅かながらも暖かい支援と眼差しを目の当たりにする鑑賞後は、その一言で括ってしまうにはあまりにも現実的でありしっかりと根幹のあるものだった。 [review] (クワドラAS) | [投票(4)] |
★4 | 私がこの作品を評価するって事自体おこがましく感じるというか、実は最後の方はずっと涙垂れ流しだったんですが、そんな泣く事すらおこがましいというか、少なくとも私はこの人たちに対して抱いた感情を表現していいような人間ではないと思いました。 (づん) | [投票(1)] |
★4 | ほぼ都市伝説と化したメリーさんを追う事によって、浮き彫りになってくる彼女の生き様とカリスマ性。いかに魅力的な人物であったかが分かると同時に、関わった人や思い入れのある人たちの余りの“メリーさん”信奉振りが、メリーさんに思い入れの無い者(自分)からすると、少々、薄気味悪いのも事実。['07.1.21早稲田松竹] [review] (直人) | [投票(1)] |