桑原正の映画ファンのコメント
野菊の墓(1981/日)が好きな人 | ファンを表示する |
浮草物語(1934/日) |
サイレント期の大傑作。小津が数ある自作の中からこれを『浮草』としてリメイクした理由を探りたいのならとにかくこの作品を観ればよい、観ればわかる、と、断言しておけば間違いないと言い切れるほどこの作品は「小津の映画」として完成されている。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] | |
「男はつらいよ」シリーズには過去の作品の引用が多数見られるが、本作こそが定住できない男の悲哀を根底に置くという点でその原点に思える。喜八にコミカルさ、おとき(坪内美子)に自立を託せば寅次郎とリリーの姿が見えてくる。飯田蝶子はさくら。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
サイレント後期の小津作品だが、もう殆ど小津の特質をゆるぎない形で見ることができる。ローアングルと完璧なアクション繋ぎによる、或いは相似形を反復する画面によるこゝまでの画の安定感は今更ながら映画史上空前絶後だと感じ入る。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
脅威の傑作!まったく音が無いのに、泣いてしまうとは!!映画の見方を180度変えられました。 (直人) | [投票] |