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ジョルジュ・グラスの映画ファンのコメント

パリの旅愁(1961/米) 捕らえられた伍長(1961/仏) さよなら夏のリセ(1983/仏)が好きな人ファンを表示する

カニバイシュ(1988/ポルトガル=仏=伊=スイス)************

★33段階にわたるとんでも展開は、異形性の発露→カニバリズムの日常性→済し崩しな大団円なのだが、終わってみればそこに至るまでの「好きよ」「ちょい待て」の延々たるオペラ劇の手抜きない力の籠った作劇が寧ろ異様である。底知れぬド変態の力業とも言える。 (けにろん)[投票]
★4実はタイトルの意味も知らずに(調べずに)見たが、英語でカタカナ表記すると「カニバル」。そう、あれのことだ。タイトルがこれなのだから、ネタバレでもないと思うので書くけれど、終盤でそれが出てきた際には、流石に吃驚した。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4真面目くさったオペラ調を一見保ちつつもカッティングやカメラ位置、演出に妙な脱臼具合が目立ち、次第に死後の世界の演劇であるかのような雰囲気をかもし出す。終盤は呆気にとられた。画面に関しては世界一美しい作品の一つとも思うが、万人にお薦めできるわけがない。 (赤い戦車)[投票]
★4ヴィスコンティのような格調高い画面と、鈴木清順でもここまでやるだろうかというようなふざけきった演出が同居しているが、まるでそれが当然と言わんばかりのオリヴェイラは、まったく超然としているというか、変人というか、どうとも形容し難い。 [review] (太陽と戦慄)[投票(1)]