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カニバイシュ (1988/ポルトガルスイス)

Os Canibais

[Drama/Fantasy/Mystery/Musical]
製作総指揮パウロ・デ・ソウザ
製作パウロ・ブランコ
監督マノエル・デ・オリヴェイラ
脚本マノエル・デ・オリヴェイラ
原作アルヴァロ・カルヴァーハル
撮影マリオ・バロッソ
美術ルイス・モンテイロ
音楽ジョアン・パエズ
衣装ジャスミン・デ・マトス
出演ルイス・ミゲル・シントラ / レオノール・シルヴェイラ / ディオゴ・ドリア / オリヴェイラ・ロペス / ペドロ・T・ダ・シルヴァ / ジョエル・コスタ / ロジェリオ・サモラ / ロジェリオ・ビエイラ / ホセ・マヌエル・メンデス / グロリア・デ・マトス
あらすじ大邸宅に大型車が次々と来る。今夜は貴族の大舞踏会なのだ。と一台の車から降り立った二人は、この映画の狂言回し(案内人)とヴァイオリンの演奏者。「これは“真実の物語”、愛とロマンスの・・・」とぶち上げる。さて、邸の中では、美しき乙女マルガリータが心密かに想うダヴェレダ子爵の登場を待っていた。子爵はどこか秘密の影がある男で・・・。その彼女を陰から見ているのはドン・ジョアン。嫉妬に狂った彼は隠微な行動をとり続ける。やがて、深夜の庭園で二人は愛を確かめ合って、そして結婚へ。今明らかになる子爵の「秘密」とは?そしてそれを知ったときまマルガリータは?更にはそれに続く恐怖の物語とは? [more] (KEI)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4ヴィスコンティのような格調高い画面と、鈴木清順でもここまでやるだろうかというようなふざけきった演出が同居しているが、まるでそれが当然と言わんばかりのオリヴェイラは、まったく超然としているというか、変人というか、どうとも形容し難い。 [review] (太陽と戦慄)[投票(1)]
★4実はタイトルの意味も知らずに(調べずに)見たが、英語でカタカナ表記すると「カニバル」。そう、あれのことだ。タイトルがこれなのだから、ネタバレでもないと思うので書くけれど、終盤でそれが出てきた際には、流石に吃驚した。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4真面目くさったオペラ調を一見保ちつつもカッティングやカメラ位置、演出に妙な脱臼具合が目立ち、次第に死後の世界の演劇であるかのような雰囲気をかもし出す。終盤は呆気にとられた。画面に関しては世界一美しい作品の一つとも思うが、万人にお薦めできるわけがない。 (赤い戦車)[投票]
★4堂々たる悪ふざけ映画。これ以上なくかったるい語りも大いに舐めているが、ドッキリ好きオリヴェイラは終盤に爆弾を仕掛ける。しかしラストのサークルダンスがもたらす笑いや呆れを通り越した形容不能の感情は何だろうか。調度・装飾に限らず、照明やカメラ・ポジションなども含め画面の作りは豪華絢爛。 (3819695)[投票]
★3まさにタイトル通りの“人を喰った作品”だ。しかし・・・ [review] (KEI)[投票(2)]
★33段階にわたるとんでも展開は、異形性の発露→カニバリズムの日常性→済し崩しな大団円なのだが、終わってみればそこに至るまでの「好きよ」「ちょい待て」の延々たるオペラ劇の手抜きない力の籠った作劇が寧ろ異様である。底知れぬド変態の力業とも言える。 (けにろん)[投票]
Ratings
5点3人***
4点4人****
3点2人**
2点0人
1点0人
9人平均 ★4.1(* = 1)

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