★4 | 過剰に構われない子供たち。大人たちの世知辛い社会にワケも解らず巻き込まれながら、それでも自分で踏ん張って力強く生きてかなきゃならない。子供だってツライのだ。 [review] (くたー) | [投票(2)] |
★4 | 爆弾小僧の敵役はアメリカ小僧で、オバQのドロンパの役回り。当時の日本とアメリカとの関係が垣間見える。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 感覚的にだが7〜8割のシーンで、奥行きを活かした人物の移動がある。画面の奥へ奥へ、あるいは奥から手前へと頻繁に動く子供たち。その繰り返しが活き活きとした日常感を生み、子供たちの心の動きが画面を通して伝わり始める。この徹底ぶりに清水宏の技を感じる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 垣根から兄弟が大人たちの談笑を覗き見ている。とカメラは今度はその兄弟の真後ろから撮る。まさに子供の視線だ。清水は子供の心を忘れない作家と言われるが、忘れないというより子供そのものではないか。大人と子供の二重人格といえるものをもっていたのではないか。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 弟の三平が坂本武の叔父さんの家に行ってしまったあと、兄の善太がかくれんぼを一人でやる。このあたりから、ラストまでずっと目が潤みっぱなしになってしまう。またこのかくれんぼの演出がちょっと普通じゃない感覚で特筆に価する。 [review] (ゑぎ) | [投票] |