ドミトリー・コンコフの映画ファンのコメント
ロストロポーヴィチ 人生の祭典(2006/露)が好きな人 | ファンを表示する |
夜顔(2006/仏=ポルトガル) |
ここにおいて物語の経済学は完膚なきまでに葬り去られる。長すぎるフィックス・速すぎる切り返し・ミシェル・ピコリの身体/顔面・鏡・照明、がかたちづくる「無駄な/過剰な」カット群の魔力。それがつまりは、とりあえず「映画」と呼ばれている何ものかである。 (3819695) | [投票(1)] | |
世の殆どの映画は、映像の中の風景や人物を、何らかの語りの効率の下に切り貼りすることで、この豊饒さを放棄しているのだ。この名匠の手の中では、物語ではなく、時そのものが語る。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] | |
娼婦を無視してバーテンと軽口を叩きながらウヰスキーをダブルで飲んだり、熟女と高級料理に舌鼓を打つような爺さまにわたしはなりたい。 (TOMIMORI) | [投票(1)] | |
鶏が出てくる瞬間のあまりの見事さにため息をつく。映画における一般常識は実は非常識であったのかもしれぬ。いや、そもそも常識など映画に存在した試しがあるのだろうか。そんな思いに駆られる、刺激的細部に満ちた傑作。 (赤い戦車) | [投票] |