★4 | なんて格好いい二人。泥の決闘シーンは目が離せなかった・・・!!魂を感じられる作品でした。ひとつ言えば・・・・ [review] (あちこ) | [投票] |
★3 | 俳優とヤクザが共に似たような短髪・ヒゲヅラ、前者が白、後者が黒のシャツ、前者が撮影時にはその上に黒の上着をまとうという、あまりに図式的な構図がいかにもキム・ギドク。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★3 | ガンペ(ソ・ジソプ)の身体が発する無軌道な暴力性と、視線の奥に垣間見える虚無が好い。欲と力が支配する現実世界を生きるヤクザ者の、虚飾と夢想に彩られた映画世界への殴りこみは、暴力による虚構への挑発であり、虚無による現実からの逃避でもある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 哀しげな瞳でヤクザは嘲う。リアリズムを棄てた世界で己を倒そうとするスターのひ弱さを。ボスから宗教を持てと冷笑されたヤクザは、仏像を凶行の道具と為す。虚飾を何処までも排し、刹那の連続にしか生きられないヤクザにとって、フィルムの中の勝利も、西方浄土の百万年の喜悦も、そして女優の甘美な愛撫も留まるべき地点とは看做されない生温い虚構なのだから。 [review] (水那岐) | [投票] |
★4 | 何か古く1960年代のノスタルジーを深く感じさせる映画を垣間見た気がする不思議な映画であるが、その甘さとは別に、映画を題材に、映画とは何かを主題にしたその突っ込みどころは、これが初演出のチャン・フンの映画構築の大きさを物語っており、 [review] (セント) | [投票(1)] |