★3 | 淡々としたフランス映画だ。超膨大な敷地を持つブルジョアも、著名な美術品を持つがゆえ、相続税対策とはいえ個人から徐々に所有が離れていく現実。それは家族という愛の崩壊を意味するものでもあった、、。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭の演出からセンスがキラリと光る。家や庭の映し方、人の動線など、画がとにかく面白く、作品を的確な温度に仕上げてる。 (あちこ) | [投票(1)] |
★3 | オルセー美術館二十周年記念の一環として制作されたというこの作品。美術品が異なる場所に置かれ、異なる人々に囲まれる様を見せ、美術品の存在意義を静かに、だが根本的に(かつ映画的に)問う姿勢が挑戦的。美術品の運命を通して、「時間」を描いた映画。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★4 | 子供と犬による導入部がまず嬉しい。綺麗な画と丁寧に施された音。「静かな」物語だが映画には躍動感がある。持続と省略の妙。アサイヤスの民主的な演出は全キャラクタ、特に家政婦を輝かせる。ラストのパーティで音楽を変えて踊りだす瞬間の感動は、近年では『恋人たちの失われた革命』のダンスシーンに次ぐ。 [review] (3819695) | [投票(1)] |