★4 | 情緒的な、あまりに情緒的な。この規模の作品ならば英題も製作側の管理下にあったと勝手に推測するが、しかしこれは『勝手にしやがれ』では全然ない。キム・コッピとヤン・イクチュンという「新しい」キャラクタを創造しながら、それを理解と共感の檻に閉じ込めてしまう志向の非-映画性がつまらない。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★5 | 見ている方も息もできない。登場人物も、息もできない。その奥にある底辺の人物の生き様の美しさ。 (SUM) | [投票] |
★4 | まさに、息もできない。重苦しさから逃れられない。そして近年の韓国映画のレベルはかなり高い。 (あちこ) | [投票] |
★5 | 素晴らしいタイトル(邦題)だと思う。ラストまで、いやラスト以降の事まで想像したら尚更。狭い世界と思いながらもキャストそれぞれが活きてて、余計な雑念を感じさせなかった。 [review] (らーふる当番) | [投票(1)] |
★5 | 皮肉にも、長幼の序を何よりも尊ぶ東アジアの国で偶然出会った、父親を「糞野郎」としか表現できない年の離れた二卵性双生児。ヤン・イクチュンはこの国に生きる理由を求めて足掻く。そして根無し草のブルースを口ずさみつつ愛を渇望する。 [review] (水那岐) | [投票(6)] |
★5 | 男はつばをどこにでも吐く。言葉はすべてクソという表現を使う。いかにもチンピラ風情。しかもいつもキレている。オオカミが飢えている。遠吠えさえ聞こえてきそうだ。近づかない方がいいタイプ。そんな底辺に蠢いている男がこの映画の主人公だ。
[review] (セント) | [投票(6)] |