スー・リオンの映画ファンのコメント
アリゲーター(1980/米) ロリータ(1962/英) イグアナの夜(1964/米) 荒野の女たち(1965/米)が好きな人 | ファンを表示する |
遭難者(2009/仏) |
処女短編にして途轍もない才能。「車がやってくる」「警官に車を止められる」「勝手に携帯を操作されたことに気づく」といった挿入してしまいがちな説明ショットの省略とそれに伴う編集の切れ味。酒場やパン屋のカットなど決してこれ見よがしにならない淡い色彩感覚と見事な照明の心地よさ。或いはアデライド・ルルーのアップカットの圧倒的な美しさを讃えてもよい。ギョーム・ブラックは本物だ。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
カウリスマキ的キャラとズレた会話の間合いも申し分なくオモロイのだが、どうもそれだけではなさそうだ。諧謔や皮肉や詠嘆や諦念に留まらない何か世界が反転するような予兆を秘めている。そういう意味ではブニュエル的なのかもしれず通り一遍でない。 (けにろん) | [投票(3)] | |
本作も峠を越えるサイクリストの場面から始まる。タイヤがバンクし、路傍で修理しているところに、ヴァンサン・マケーニュ=シルヴァンが車で登場する。お菓子を食べながら話しかける様が、甚だ胡散臭い。 [review] (ゑぎ) | [投票] |