★4 | 精緻な心理劇であり全篇にわたり不穏な緊張を持続させる演出は文句なく素晴らしいのだが、言うたらデュポン一本かぶりの展開で余りに単線構造で視野が狭い。孤独なマザコン大富豪の自己崩壊を描くにそっちサイドの重厚な世界の抑圧が描写不足なのだと思う。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 主演3人の演技が素晴らしく、見ごたえのある作品。とりわけ母親の愛情に飢えた富豪スティーヴ・カレルの不気味さが光る。脚本も語りすぎず、カメラも徐々に壊れていくいびつな人間関係を引き出した。 [review] (jollyjoker) | [投票] |
★4 | 「見どころある役者には違いないが、お前は格好よろしく主人公を気取ってよい柄ではない」と思われ続けたチャニング・テイタムが、外鼻・頭髪・鬚髯の細工にも頼らず、素材勝負で一世一代の当たり役を務める。素材、それすなわち、愚鈍に一徹な暗い光を宿した瞳、土管のごとく異様に発達した頸囲である。 (3819695) | [投票(4)] |
★3 | 主人公(デュポン)の余りにも小さな世界。そこ居たのは母だけ。マザコンと断じれば終わりだが、本人と母の心理の突っ込み不足も感じる。作者は冗長の削ぎ落しというかもしれないが、デュポン社に遠慮した?小さな世界でクルクル回っていた彼が哀れだった。 (KEI) | [投票] |
★4 | レスリングの組み合うシーンがとても綺麗だと思った。動きや肉体。そして3人の芝居で、見所満載でした。 (あちこ) | [投票(1)] |
★4 | ちなみに最近観た『ジュピター』のチャニング・テイタムと、最近観た『はじまりのうた』のマーク・ラファロと、最近観た『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーが出ててびっくり。実話だけど… [review] (stimpy) | [投票] |