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アンドレイ・ズビャギンツェフの映画ファンのコメント

父、帰る(2003/露) エレナの惑い(2011/露) ラブレス(2017/露=仏=独=ベルギー) 裁かれるは善人のみ(2014/露)が好きな人ファンを表示する

キャロル(2015/英=米=仏)************

★4えんえんと視線の演出の続く映画であり、一方、窓越し、ガラス越しのカットが半分ぐらい占める窓の映画でもあるのだが、何よりも、切り返し(カットバック、リバースショット)の映画だ。映画演出の王道を見たという気がする。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4女優二人の目の演技が素晴らしい。『キャロル』というより、年上の既婚者との恋愛で自分を見つけた「テレーズ」の物語。 [review] (jollyjoker)[投票(4)]
★4くすんだ背景に2人の服だけが色調を帯び浮かび上がる玩具売場。文字通りの一目惚れを演出する発端だが、以後、世間から離反していく2人の意匠としての衣裳が際立っている。導き導かれるかのような関係が『ジュリア』の変奏形みたい。ただ、いささか淡泊だ。 (けにろん)[投票(2)]
★5どこから見ても一流の映画ですなあ。時代設定がノスタルジーっぽく完璧。カメラがどのシ−ンを見ても秀逸。うっとりです。そして流麗な演出。実にうまい脚本。そして俳優陣のそれこそ完璧な演技。これぞ映画です。 [review] (セント)[投票(1)]
★4ケイトのヒラメ顔が紗のかかった画面を大型魚類そのものの緩慢さで遊泳する。貞操を狙われるルーニーは水族館の隅で怯える小動物である。 [review] (disjunctive)[投票(1)]