★5 | これだけ綺麗だと殺されるのもむべなるかなって感じだよね、なんとなく。などと論理不明瞭かつ無責任きわまりない言葉を呟かせてしまう若林映子の美貌はむろんこの映画にとって瑣末な細部でしかなく、真に見るべきは過剰演出家としての成瀬の姿だろう。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★5 | 男よりも女のほうが大胆で行動力に溢れているというのは成瀬巳喜男作品のお約束だが、それをいつものホームドラマでなくミステリーでやったというところが凄い。音楽もいいです。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | 明確な悪人などいなくても犯罪映画は作れるということを証明。救われない、救われてはいけない魂。 (t3b) | [投票(2)] |
★4 | まずは井手俊郎の脚本が上手い。さらに抑制を効かせながら、バランス良く描かれるエピソードの積み重ねによって、結局最後になっても主要登場人物の全てが真犯人の可能性を残しているように思えてならない。見る者の猜疑心を煽る見事なサスペンス映画だ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 40年ほど前の映画でこのスリリングな心理小説的映像はすごい。何気ない日常に潜む殺意の瞬間。 [review] (セント) | [投票] |
★5 | 古今東西これ程までに気品と崇高さに充ちたサスペンス映画を知らない。 [review] (町田) | [投票(1)] |