★4 | 日本映画では絶対にやらせられないような事を役者にやらせている。アジア版『スカーフェイス』('83年)の域。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★4 | 血と金の海の中で哄笑するジョンミンの、倫理観の欠片もない明るい闇とでも言うべき振り切れが核になって目が離せない。ボタンの掛け違いで無常に至るのはコーエン的テンプレだし冷静に観れば無理があるが、屑が屑なりの信念をぶつけ合う化学反応と強引な胆力で押し切る。 [review] (DSCH) | [投票(4)] |
★4 | ビッグブラザー並に知らないことはない検察側がキャラのプライバシーを許容しないために、修羅場に直面した人間の機知ではなく、むしろ覚悟と開き直りを観察する、対比列伝のような根性論が志向されている。 [review] (disjunctive) | [投票(4)] |
★4 | 冒頭から、感情のぶつかり合い、痛々しさを伴う暴力描写、激しい演技合戦の応酬。中盤で落ち着いてくるかと思いきや、さらにエスカレートして最後まで突き進む。 [review] (irodori) | [投票(1)] |
★5 | 架空都市の政財界の腐敗を軸にする痺れるくらいに正しきハードボイルド。汚職刑事と極悪検察、腐敗政治家に暴力組織と役者が揃い映画は転がりまくる。バイオレントな粘りも凄まじいがカースタントにも驚愕。全篇ノンストップの悪と非情とゲス根性の釣瓶打ち。 (けにろん) | [投票(4)] |