山下真司の映画ファンのコメント
やくざの墓場 くちなしの花(1976/日) |
実話の醍醐味が肝である「実録路線」において、敢えてフィクションで話を紡ごうとするのであれば、これくらい針が振り切れている方が方法論としては正しい気がします。生半可なフィクションじゃ事実にはそうそう勝てない。 [review] (Myurakz) | [投票] | |
この年『愛のコリーダ』で性器大アップにチャレンジした大島渚が府警本部長役で演説し、昭和五十一年度・文化庁芸術祭参加作品として出品された本作。冗談にしてはあまりに洒落がきつい。途中の「くちなしの花」のプロモビデオも苦笑いでした。 (sawa:38) | [投票] | |
もはややくざも警官も見分けがつかなくなるぐらいに混沌とした世界観で、だからこそ渡哲也らの通す仁義が光る。 (赤い戦車) | [投票] | |
佐藤慶のオマケ?大島渚の大根ぶりに興を削がれなくもないが深作笠原共闘作品としてはまずまずの出来。二つの「岩」の間にひっそり咲いた「くちなしの花」梶芽衣子さんは今回も絶品の美しさ。 [review] (町田) | [投票(6)] |