★5 | 持てる者を傍目に見ながら持たざる己を弁えて生きてきた男が、それでも潮時を悟ったとき鬱屈した思いを吐露する夜道の対峙。鮮やかなスウェー&右フックを見せられ全てが振り切れる。帳尻ついた人生に寄せる作り手の思いは走り出した2人の上空で揺蕩うのだ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 才能とは物事を他人より巧みに成し遂げる能力のことで、強さとは物事を他人より持続的に維持できる能力のことだとしたら、瓜田(松山ケンイチ)だってその資格に値する。思えば学校にだって職場にだって、どこにだって“本流”のすぐ隣に瓜田のような奴はいた。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 全編全カット手持ち撮影か。ずっと小刻みに揺れている画面。浮遊感ではない、揺れている。臨場感創出のためなのだろう。動きのあるシーンが多い映画なので、ほとんど気にはならないし、奏功している場面が多いのだが、 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | リングの呪いに取り憑かれた男達(<こう書くとまるでホラーだな) [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 平凡な物語かもしれないが、ただただひたすらボクシングに打ち込む、その平凡な姿は凡人の心に響くものがある。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |