★4 | 中国の急速な近代化による生活の変容が背景にある以上お金の話ばかりになり、政治と市民の断ち難い背景がフォルムを訴求したヤンやシャオシェンの表層的上書き感。しかし、この長回しや絵画的な絵面の深みはどこかアンゲロプロスに近似していく。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 前評判がよく、期待していました。映像は思っていたより、緻密でクリアな映像、茫洋としたロングショットはそれほど見られず、映像だけの監督ではないと思った。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | ファーストカットから、カメラが浮遊するかのような長回しのリズムが心地良いが、前半の早い時点で、驚愕のシーケンスショット2連打がある。それは、タイトルにもなっている、富春江という大河に接する、鸛山公園の場面。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★3 | 人の営みを風景として捉える試み。風景はゆっくりと時間をかけて少しづつ変化する。変化が生む微細な違和を人は日々の生活に追われ直視しない。そしてある日、いつの間にか激変した風景に気づき、戸惑い、時の流れの力を知る。家族の関係もまた同じなのだろう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |