小室直子の映画ファンのコメント
海を駆ける(2018/日=仏=インドネシア) 先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021/日) きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020/日) 658km、陽子の旅(2022/日) あちらにいる鬼(2022/日)が好きな人 | ファンを表示する |
セイント・フランシス(2019/米) |
状況や心情が揺らいだり変転するような事象は何も起きない。そんな顛末に見えてしまう平板な語り口だが三十路の子守り女ブリジットは周囲の無邪気な同情や侮蔑、妊娠や体調不純、軽率な恋愛衝動、レズカップルの育児不安や嫉妬不和と、厄介な現実に直面している。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
同情と共感に誘導する技法は共通の敵を次々と投入し好悪の間合いを操作する。外敵は常にマウントや政治を抑えきれない類型的な姿で襲いかかる。観念に対抗し和解を促すのは、尿漏れや生理といった器質の圧である。 [review] (disjunctive) | [投票] | |
佳編。全体に素直なカメラだ。吃驚するような画面は皆無だが、素直な撮影に好感を持つ。一番良いと思った画面はフランシスの登場場面だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |