★3 | 山下清役は、一世一代の名演技を見せた芦屋雁之助と較べると、小林桂樹は器用な役者が起用にこなしただけって感じ。 (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 「知の障害」は決して「人としての障害」ではない。逆に「感性」や「愛」、「情」は圧倒的に優れているという皮肉。この作品は、あまりに多くの人としての欠陥者を浮き彫りにしてくれている。対比としてこれ以上わかりやすいものはないが、この説得力たるや、かなり強力である。知の小林も良いが、無垢の小林もまた良い。 (tkcrows) | [投票] |
★4 | 単純な思考=純粋な思考は誰にはばかる事もなくタブーを声に出してしまう。軍そして自衛隊の存在にまで及ぶ彼の素朴な疑問は、単にコメディーに終わらせようとしない意欲がみなぎっている。 [review] (sawa:38) | [投票(1)] |
★5 | 小林桂樹天才的名演技。黛敏郎のオカリナを二本使った牧歌的なメインテーマも作品イメージに大きく貢献している。殆ど勢ぞろいしているのではないかと思われる多くの東宝助演俳優たちが皆一様に皆可愛らしく、俺もあの弁当屋でなら働きたい。 (町田) | [投票(2)] |
★3 | 芦屋雁之介のTV版しか知らないので、山下清の親兄弟が出てくる設定が新鮮。戦争や知的障害に対する社会風刺も込められてて、笑えるがシビアな作り。小林桂樹の好演は勿論、三益愛子、沢村貞子、飯田蝶子らの共演が嬉しい。['05.3.26京都文化博物館] (直人) | [投票] |