ジャコ萬と鉄(1964/日)ファンのコメント
ジャコ萬と鉄(1964/日)が好きな人 | ファンを表示する |
人間(1962/日) |
果てしなく絶望感の拡がる大海原を舞台にしながらの密室劇。要となる役者(特に佐藤と乙羽)は重厚な芝居を披露し、新藤兼人監督はソレをキメ細かく撮った。惜しむらくはこのハードなドラマには林光ではなく伊福部ばりの重厚な音楽が欲しかった。 (sawa:38) | [投票] | |
「食べちゃいたいくらいにかわいい」 [review] (KEI) | [投票] | |
都会的なモダンジャズに乗って、日本ならではのアニミズムに裏打ちされた土俗的な寓話が展開される。勧善懲悪の神は信ずる者を助け、邪な者に鉄槌を下す。海はさながら荒ぶる神の教えを生んだはるか西方の荒野であり、人智の及ばざる神秘を秘めているようだ。 (水那岐) | [投票] | |
モノクロ画面ならではのコントラストの効いた強烈な日差しの演出が、この低予算密室劇の肝であろう。まさに神がかり的な亀五郎(殿山泰司)の意志の強さにも説得力がある。『死刑台のエレベーター』の二番せんじな音楽はいささか時勢におもねりすぎでは。 (ぽんしゅう) | [投票] |