★3 | ダメな父親の話は他に山ほどあっても、ダメな母親というのはちょっとない。と言うより話として成り立ちにくい。敢えてそれに挑戦した木下恵介はさすがだが、ただ単にダラダラ長いだけで格調に欠ける。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票(1)] |
★3 | 徹底的ダメ母と腐れ縁で振り回され続ける娘との編年記なのだが、どうにも母親の乙羽が熱演するほどに皮相にも柄じゃない感が浮き出る。エロスが不足なのだ。同じ有吉『紀ノ川』と比較してしまうのも痛く木下のビジュアルセンスの甘さが露呈する。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 映画から、明らかに自分とは違う人格が立ち上がる。そこにホロリとくる感動と感激。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 徹底した木下の客観視線(楠田浩之のカメラ)が、反目と馴れ合いの繰り返しが緊張と安寧の心地よい相互依存であることを暴露する。後半の郁代(乙羽信子)、朋子(岡田茉莉子)、八郎(三木のり平)の言動がユーモアを漂わせるのはそのせいだ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 情の薄い母親と情の厚い娘。全く対照的な二人だが、なんだかんだで永遠にくっついているのではないかと思わせる関係は磁石のN極とS極みたいだったノシ (TOMIMORI) | [投票(2)] |