ブルーノ・Sの映画ファンのコメント
シュトロツェクの不思議な旅(1977/独) カスパー・ハウザーの謎(1974/独)が好きな人 | ファンを表示する |
ラルジャン(1983/スイス=仏) |
後悔も罪悪感も快楽も感じられない感情不在の顔が恐かった。だからこそ、存在感が強烈に強く、無の概念を示すかの様にも感じられた。観るに対し、見事に逆説を捕らえた監督の、荒業の策略に嵌った。崇高なまでの完璧な即物性が描かれている。 (かっきー) | [投票(2)] | |
「もはや善は通りすぎた。」と語るブレッソンの言葉通りの映画だろう。 淡々と進む物語の根底には映像には映らない何かが見える・・・。それを見せている我々の想像力とブレッソンの力量は恐ろしい。 (教祖) | [投票(7)] | |
暴力シーンを一切画面には映さないのに、滲み出るこの不吉さ、禍々しさ。音の使い方といい、カットとカットの繋ぎ方といい、全編がもう驚きの連続。主人公が斧を振り上げるただのワンカットに、凡百のアクションやホラーが束になっても勝てるかどうか。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] | |
『カメラを持った男』(1929) ×「ドストエフスキー」(1821-1881) の直系です。 [review] (Ikkyū) | [投票(3)] |