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ラルジャン (1983/スイス)

L'Argent
Money

[Crime/Drama]
監督ロベール・ブレッソン
脚本ロベール・ブレッソン
撮影エマニュエル・マシュエル / パスカリーノ・デ・サンティス
出演クリスチャン・パティ / カロリーヌ・ラング / ヴァンサン・リステルッチ
あらすじ原題「ラルジャン」とは「金銭」の意味。 ある少年が使った偽札が、めぐりめぐって、主人公イヴォンに罪を着させられ、投獄される。服役生活の中で、子供の死と妻からの離縁を知らされる。平凡な妻子ある生活から偶然の悪意に翻弄されたイヴォンは牢から出たあと、衝動的な殺人を重ねていくことになり。。 原作はトルストイの「にせ利札」ではあるのだが、映画はその骨格を利用しながら、随所で物語を崩壊させブレッソンの「ラルジャン」として再構築している。 [more] (ALPACA)[投票(3)]
Comments
全34 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5 失ったものを取り戻すには、あこがれだけじゃダメなのだ。 [review] (にくじゃが)[投票(10)]
★5ブレッソンはトルストイと全く逆の方法で、見事に神話を、あるいは奇跡をフィルムの上に創った。 [review] (ALPACA)[投票(8)]
★5カラー作品における色の演出。 [review] (たわば)[投票(7)]
★5「もはや善は通りすぎた。」と語るブレッソンの言葉通りの映画だろう。 淡々と進む物語の根底には映像には映らない何かが見える・・・。それを見せている我々の想像力とブレッソンの力量は恐ろしい。 (教祖)[投票(6)]
★5世界最強の映画の一本であることは間違いない。この世の99パーセントの映画は『ラルジャン』に1ラウンドKO負けを喫する。なんとか12ラウンド戦い抜くことができる映画でさえ数えるほどしかないだろう。映画の極限。人間の極限。世界の極限。 (3819695)[投票(4)]
★5一見静かで何も起こってないかのうようなシーンでも、その裏にふつふつと沸きあがる暴力的な情念を明らかに感じる。だからそれが表に出てきたときには心底恐怖を感じる。結末はもうホラー映画。 [review] (ジョー・チップ)[投票(4)]
★5暴力シーンを一切画面には映さないのに、滲み出るこの不吉さ、禍々しさ。音の使い方といい、カットとカットの繋ぎ方といい、全編がもう驚きの連続。主人公が斧を振り上げるただのワンカットに、凡百のアクションやホラーが束になっても勝てるかどうか。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★5世界一厳格な演出。世界一厳格なスペクタキュラー。 (ゑぎ)[投票(3)]
★4偽札は、トランプのジョーカーのように人を伝い、最後に手にした者に世界の不条理を喰らわせる。そこに人の意志が入り込む余地は一切ない―その「世界の原理」を映し捕らえるこそが「映画の原理」である、とブレッソンが最後に語ったように思えた。無情の世界、映画の臨界点、その名は『ラルジャン』。 ()[投票(3)]
★4厳格にして静謐な世界。欲望と運命のアイロニカルな19世紀的陰鬱さを、唯一無二の映画的反応で描き切る真の芸術としてのGOOD映画 [review] (junojuna)[投票(2)]
★4シンプルでストレート。衝撃は大きい。これは『映画的』!まさに! (あちこ)[投票(1)]
★4これは「無駄が無い」と言うより、むしろ「必要だけがある」のだと思う。たった85分の驚異。それなりに映画文脈は分かるつもりでいたので、かなり面食らった。暖かみも嘲りも持たぬ超俗的なまでに冷静な視線。でも、こんな映画ばかりじゃ、辛いよなぁ。(笑) (HW)[投票(1)]
★4若いときからブレッソンを見ていますが、これだけが波長がまったく違っています。静謐さがない。暴力的。余裕がない。遺作なんですよね。 (セント)[投票(1)]
★4無駄のない運び。しかし、暗い気分にさせられる。 (丹下左膳)[投票(1)]
★4イヴォンを家に招き入れた婦人は言う。もし私が神なら悔い改さえすれば、あなたを赦すのに。金銭欲と保身のための不実の蔓延は、人が人であることの不幸の証しであり、幸福どころか平穏を求めることすら危うい世界なのだ。それが現代だとブレッソンは言っている。 (ぽんしゅう)[投票]
★4前半は詩情漂う美しい映画。後半はどうということはないつまらない映画。 [review] (田原木)[投票]
★4この主人公がとことん悪の道を極める「必然性」が前半部分、しつこい位に描かれてあるので、どんな残酷な犯罪を犯しても観る者は納得せざるを得ない・・・。その辺がトリッキーで面白い。 (SODOM)[投票]
★3どのシーンも何が起こっているのか分りづらいのでいちいち推理しなければなりません。 (24)[投票(3)]
★3各シーンは短く刈り込まれて、時には切れ味鋭く、斧を振り上げたシーンなんぞはドキッと息が止るほどだ。内容的には、製作から30年たった現在(2013年)こういう社会の不条理人間不信は、よく聞く当たり前の話になり下がり、新鮮味はなくなった。先見の明という点ではさすがだと思う。 (KEI)[投票]
★3後半が無理矢理な気がしたけど。なかなか引込まれる映画でした。 (ころ阿弥)[投票]
★2結局、容赦ない非人間性に徹するこの演出の極限の簡潔さに「峻酷」「冷厳」「苛烈」等々の畏れを覚えるには、観客自身の人間的な眼差しが前提になる。僕のように非人間的な観客には、機械人形の所作でも眺めているような無関心の眼差ししか保持できない。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★285分の映画とはとても思えなかった。異様に長く感じた。特に後半は退屈で冗長の極み。不条理劇というのかもしれないが、話のつながりが突飛過ぎるせいか3時間くらい見ていたような気がする。 [review] (シーチキン)[投票]
Ratings
5点34人**********************************
4点36人************************************
3点13人*************
2点6人******
1点1人*
90人平均 ★4.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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タイム誌が選んだ年間ベスト10(80−90年代) (AKINDO)[投票(7)]仏教な映画。 (寛田宗純)[投票(2)]
BGMのない映画 (moot)[投票(1)]
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