★3 | 思い入れ過多のムードノワールとして前半は良い。ドロンとヴォロンテの2人に軸が定まり安定しているからだが、モンタンとペリエが絡み出すと均衡されたバランスは崩壊し物語は停滞していく。大体肝心の強奪シークェンスがショボ過ぎるし。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | フランソワ・ペリエのネコ愛玩にイヴ・モンタンのおもしろ科学工作。オッサンの行き詰まる単身生活がロボ化した女たちによって重奏される。隙あらばスキンシップに励むアラン・ドロンらのボーイズ・ラヴとの間に、刹那の親和力を生じさせながら。 (disjunctive) | [投票(1)] |
★5 | タバコを投げるだけ。余計なコトバは要らない。 (黒魔羅) | [投票(3)] |
★4 | パリ郊外の冬の冷たさと男達の冷たさが、サイレントかと見まごうばかりの無口な男達を際立たせる。リアルな緊張感は演出・撮影・照明そして枯れた冬の木立ちによるところの総合力だ。 [review] (sawa:38) | [投票] |
★3 | 徹底的に主観ショットを排除したジャン・ピエール・メルビル、アンリ・ドカエコンビの画作りで、終始緊張を強いられての2時間越えはさすがにつらく、犯行シークエンスからラストへかけてのカタルシスのなさが鑑賞後10倍の疲れとなって押し寄せる。 (ぽんしゅう) | [投票] |