★5 | 台詞にも出てくるがポランスキーにも通じる大人の心理サスペンス+ホラー少々。視線の描写の巧さは『張込み』に匹敵。賛否あるでしょうが、川又昂の映像表現も好きです。芦田伸介とのシーンは悪い癖が出て大味になったが人妻志麻姐のスラリと伸びた脚線美&喘ぎ声を堪能出来たので奨励の意味も含め満点。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 小川真由美が共働きの中流家庭の主婦。岩下志麻が、地道に保険の外交員をしながら女で一つで幼い息子を育てる未亡人。…に全然見えなくて、序盤から何かが起こる不穏な雰囲気を漂わせている。日常の些細な出来事から次第に恐怖を増幅させていく様を丁寧に積み重ねているのに、後半で起こる事件が唐突な感じ。尺の問題か?その代わり、終盤が丁寧なので、余韻があって良い。['07.4.3DVD] (直人) | [投票] |
★4 | 野村サスペンスのパターンと言えばそれまでなのだが、ジリジリじらしてワンショットでパッと驚かすテクニックがいつもながら見事。話の展開など分かっていながらついつい引き込まれる。頭が固くて融通の利かなさそうな加藤剛は友達にしたくないタイプ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 夕暮れ、ひぐらし、輪縄、毒団子、ガス、刃物。マンガのようなガジェットで加藤剛の内宇宙と外宇宙をつなぐ魔窟・岩下邸で試される肉欲とストレス耐性の釣り合い。 (disjunctive) | [投票(2)] |
★5 | 僕が生まれる少し前の映画なのですが、町並みやバスや団地など、なんだかとても懐かしいような気がしました。観る人(30歳前後の人かな)の潜在光景のようなものを呼び起こしてくれるかもしれません。 [review] (TOMIMORI) | [投票(4)] |