★4 | 「後味が悪い」ってひと言で片付けちゃいけないんだろうけど、やるせないラストは尾を引きます。これでもかッという気合いの入った暗さは絶品。ショーケン(萩原健一)の原型を観るのもよし。 (ラジスケ) | [投票(2)] |
★4 | 甘いが切ない日本では珍しいフランス風恋愛映画。こういうしゃれた映画がもっとあっていいよね。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | 約10年振りに再見。北陸(山陰?)の厳しく美しい景色、岸恵子の冷たい美しさ、宮川泰による『ひまわり』のような哀愁漂うテーマ曲が流れる仏映画のようなオープニングから一気に引き込まれる。必要最低限に抑えられたセリフ・映像で観客の想像力を引き立てて、時にまったり、時にスピード感ある演出で、余りある余韻を残すラストまでアッという間の87分。上映時間もちょうど良い。['08.4.27シネマアートン下北沢] (直人) | [投票(2)] |
★4 | やたらと物陰から狙うキャメラ、楽器を替えて繰り返されるテーマ、無口と饒舌の取り合わせなど、昔のNHKドラマが想起される(順序は逆なのでしょうが)懐かしい作風。『晩秋』なる韓国映画に影響されたとのこと。煮え切らないパッションが切ない。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 斉藤耕一・阪本典隆コンビの『津軽じょんがら節』と並ぶ代表作。「津軽・・・」が無彩色+赤ならば、この作品は無彩色+青の世界。日本のクロード・ルル―シュの異名をとった斉藤監督の絶頂期。宮川泰の音楽もいい。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |