★5 | ある年代以上の人は、チャールズ・ブロンソンを見たら条件反射で「うーん、マンダム」と思い浮かんでしまうのだが、それはともかく「うーん、カッコイイ」としか言いようのない魅力であった。しかしアメリカというのは恐ろしいところである。 (サイモン64) | [投票] |
★4 | 人生は本当に計算の出来ない駆引きなんだと痛感した。築き上げてきたお金では買えない大切な想い出の精算。痛みと哀しみが映像を通して伝わってくる。それが、妙にかっこ良くて泣けました。妖しい音楽と不気味な笑顔が今でも恐くて忘れられません。 (かっきー) | [投票] |
★4 | 妻と娘を襲った犯人「ではなく」街のダニどもを殺し続けるブロンソン。その行動を支えるのは日光ウエスタン村で思い出したアメリカン護身思想。ひとり自警団への快哉と批判の両輪が表現されているから面白く、その狭間で揺れる警部が味わい深い。 (ペンクロフ) | [投票] |
★4 | 一見復讐に見えるカージーの行為だが、マックスのように下手人への執着があるわけでもなく、トラビスのように社会悪を明確に対象化する視線があるわけでもない。希望を奪われた普通の男がなし崩し的に行為に奔る過程はリアルだが、要は快楽に帰着したように見え、カタルシスは得難かった。 (kiona) | [投票] |