私が棄てた女(1969/日)ファンのコメント
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偽大学生(1960/日) |
加被虐のこういう尖鋭化は時代的に珍しくもないが、泥塗れのジェリーに対してのクールネス若尾と伊丹の配置がエロスと胡散臭さも兼務する重層。息をもつかせぬ脚本のスピードと構成。エッジ効きまくりの村井のモノクロ。時代の隘路の結晶体。 (けにろん) | [投票(2)] | |
体制側も反体制側も目指す目的は違えど、やっている事にそう変わりはないと言う事を辛辣に描いた作品ですね。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] | |
増村保造ほどの手腕をもってすれば、これを「ありとある組織の必然的な拡大化に伴う腐敗と、その犠牲者」を描く傑作とするのは容易であったろう。ただ… [review] (水那岐) | [投票(2)] | |
主人公の偽大学生は、ジェリー藤尾。出番で云うと完全に彼が主役で、若尾文子も船越英二も脇役に過ぎない。ただし、若尾はヒロインとしての役割をしっかり担っている。もっと云えば、本作の良心の役割を担う。 [review] (ゑぎ) | [投票] |